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今夜のジュークボックス

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ザ・ヒューストンズ「プロフェッショナル」 

2016.12.22  writer:

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今夜はザ・ヒューストンズの話。

今、ここに古ぼけた1枚の写真と1本の120分のカセットテープがある。
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カセットテープのシールには「ヒューストンズLive at下北沢QUE、1995/2/15」と書いてある。

「甲本 ヒロト(こうもと ひろと、本名:甲本 浩人、1963年3月17日
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– )は、日本のミュージシャン。岡山県岡山市出身。身長174cm。血液型O型。既婚。俳優の甲本雅裕は実弟。ザ・コーツ、THE BLUE HEARTS、THE HIGH-LOWSを経て、現在はザ・クロマニヨンズのボーカリストを務める」

甲本ヒロトはこうWikipediaで紹介されている。
でも甲本ヒロトの僕にとってのリアリティは、ブルーハーツでもなくハイロウズでもクロマニヨンズでもなく、ウィキペディアでは紹介されていない「ザ・ヒューストンズ」というバンドのボーカリストである。

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1995年にザ・ブルーハーツが解散してザ・ハイロウズを始動するまでの短期間、甲本ヒロトが組んでいたバンド「ザ・ヒューストンズ」。
僕は幸運にも、この頃のヒロトのライブを高円寺や下北沢のライブハウスで3回目撃することになる。

山内ジョニイ(絵描きのジョニーとは別人)、メアリー、ガンジー、ユウイチ、ハルキ、ノゾム。
当時の僕のバンド仲間。

いつものように下北沢でバンド練習の後、僕らは立ち読みした雑誌「ぴあ」でその晩、QUEにてヒューストンズのシークレットライブがあることを偶然知った。
僕らは鼻息荒く、QUEに乗り込んだ。
受付で聞くと、当然のようにチケットはオールソールドアウト。
閉められた防音扉の向こうから、リハーサルで弾き語るヒロトの歌声が聴こえてくる。

「リハだけでも見せてもらえませんか?いくらでも払いますから」

防音扉にぴったり耳をつけながらユウイチが言った。

「ダメにきまってるだろ?」

受付のお兄さんが厳しい口調で答えた。
その脇を、スーツにネクタイの業界関係者らしきおっさんがフリーパスで簡単にホールに入場していく。

「おとなってきたねえなあ」

高校を卒業したばかりで一番歳の若いハルキがわざと受付に聞こえるように言った。

僕らはいったん地上に出て作戦会議のためにファーストキッチンに入った。
でも最初は盛り上がっていた山内ジョニイやガンジーが「あきらめようぜ。ブルーハーツみたいなガキのバンドのどこがいいんだよ?」とテンション低めに言った。

「オアシスかブラーの来日コンサートに行こうよ」

メアリーも言った。

「ガキのバンドかあ…」

僕はしみじみ思った。本当ににその通りだった。
でもガキをもだませるバンドを僕は当時、世界中でブルーハーツくらいしか知らなかった。
僕はガンジー達が好きなニルヴァーナ、レッチリ、ボブディラン、ザ・バンドなんかも震えるほど大好きだった。
でも甲本ヒロトだって、ディランやカートコバーンやロビーロバートソンやギャラガー兄弟に負けていないって思った。
日本語だってロックは出来るんだって思った。
ロックンロールなんてレコード棚に並べばみんな同じなんだって強く思った。

結局、あきらめきれない僕を残し、バイトのある彼らは帰った。
そのうちにファーストキッチンの店内が若者たちでごったがえしてきた。みんな格好からしてヒロトのファンらしかった。
今思えばおそらく半分以上が僕のようにチケットを持っていない人たちだった。
チケットなんか持っていなくても雰囲気だけでも味わおうと、ライブハウス前に集まることは当時あたりまえだった。
興奮した。僕はもうその光景を見ただけで涙が出そうだった。
東京中から日本中からヒロトを、ヒューストンズを一目観ようと、これだけの人たちが集まってきている。
僕はその場にいる全員と友達になれたらどんなに素晴らしいだろうと思った。

「整理番号順に並んでください!!」

表ではライブハウスの人かスタッフの人がスピーカーを持って叫んでいる。
すでに階段の一番上まで入場待ちのお客さんでびっしりとあふれていた。

「ねえ、どこから来たの?」

突然、僕はカウンターの隣に座っていた女の子から話しかけられた。
僕と同じハタチくらいの女の子。
つみきみほ似のショートカットでラバーソウルをはいてラモーンズのTシャツを着ている。

「こ、こうえんじからです!!」

いつの間にか、僕はショートカットの彼女と親友のように打ち解け合い、それぞれが「どれだけ自分が甲本ヒロトのことを好きなのか?」「インディーズ時代の幻の音源をどれだけ持っているか?」などを額に汗して語り合っていた。
ヒロトのことに関してなら僕はいくらでも話せた。
CDはもちろんのこと、今までのライブ、雑誌での発言、映像でのヒロトのMCにいたるまで僕はそらで言えるくらい何度もくりかえし観ていた。
笑っちゃうような話だけど、まだパソコンも普及していない時代だ。
もちろんミクシーもyoutubeも2ちゃんねるもマイスペースもなかった。
信じられないかもしれないけどまだケータイは無線機かお弁当箱のようにデカかった。
今みたいにネットも普及していなかったから、バンドのホームページなんてなくって、僕らは自分の足で現場に出向かないかぎり、好きなバンドの情報を入手することができなかった。
今から思えば、不便な時代だった。
そしてそんな不便な時代がもうすぐ終わろうとしている最後の瞬間に、僕らは若くして立ちあっていた。

彼女は千葉県からひとりで来たと言い、幸運にもチケットを持っていた。
僕がバンド練習のために持ってきていた小さいテレコで、ヒューストンズのライブを録音してきてあげると彼女は言った。
おまけに「写真も撮ってくるよ」と言ってくれ、一緒に近くのファミマに行き、使い捨てカメラを買って僕は彼女に渡した。
僕らはライブ終了後にファーストキッチンの前で待ち合わせをすることにして「僕の分まで楽しんできてね。終わったらセットリスト教えてね」と僕は彼女を見送った。

ライブが始まって1時間を過ぎた頃、僕はダメモトでもういちどQUEの受付に降りて行った。

「またキミか(笑)?何度来たって無駄だよ。早く帰りな。」とお兄さん。

扉が開いてホールからは次から次へと、酸欠で倒れたお客さんがスタッフにかかえられながら外に救出されていく。
中の様子を観にお兄さんが受付から席をはずしたすきに、もうひとりの受付のお姉さんが、ここぞとばかりに僕に言った。

「あんた、早く入りな!好きなんだろ?ヒロトのこと。誰にも言っちゃだめだよ!」

ミラクル

僕はお姉さんを女神さまのように思いながらチケット代を払い、ホールにもぐりこんだ。
入れたはいいけど、ホールはすし詰め状態で、ステージの見えないドリンクカウンターの前までしか行けない。
QUEのホールは入場してすぐはステージが観えない構造になっていた。
そんな状況でも目に映る光景すべてが奇跡だった。
武道館を即日ソールドアウトにさせた本人が今、狭いライブハウスの数メートル先のステージで歌っている。僕はモッシュの隙間から見えるヒロトの一挙手一投足を目に焼き付けた。
演奏された曲も素晴らしかった。
なんで今までブルーハーツで演奏しなかったか不思議だった。
ちなみに今の今までヒューストンズ時代の曲はほとんどバンドで演奏されていないし公式に発表されてもいない。

ライブが終わって外に出ると2月の夜は極寒だった。
でもサウナのような酸欠蒸し風呂状態から脱出した僕らからしたらそこは天国でしかなかった。
約束どおりファーストキッチンの前で待ち合わせをした僕と彼女は、ガードレールに寄っかかってコーラを飲みながら、奇跡的に僕もライブを観れたことを話し、彼女も興奮しながらいかにライブが素晴らしかったかを僕に話した。
最後、下北沢駅の改札口で僕らはお互い電話番号を交換し、固く握手をした。

数日後、スポーツ紙の東スポの一面に「人気ロックバンド、宗教問題で解散!!」という見出しでブルーハーツが解散したことを報じていた。
「風船爆弾」「宝もの」「真夜中のテレフォン」「インスピレーション」…名曲だと思っていたベースの河ちゃんの歌は今思えば、すべて宗教絡みの歌だったのかと思い、だまされた気がして僕はがっかりした。
あの夜、女の子が録音してくれたカセットテープを繰り返し聞く以外、僕はしばらく何もする気がおきなかった。
カセットテープの途中で奇妙な数分間があった。
確かあの夜のライブは2部構成に分かれていて、1部がヒロトの弾き語り、2部がヒューストンズでのバンド演奏だったと女の子から聞いた。僕はバンド演奏になってから入場している。
1部と2部の間のつなぎ休憩が30分くらいあり、その休憩中に女の子がテレコを「ここに置いといても大丈夫ですか?」と楽屋近くのお客さん(スタッフかも?)に確認している声が録音されている。
そしてテープはたいして注意もされずそこに放置され、休憩中もまわり続けていて、偶然にも楽屋内でのヒロトや三宅伸治さん達の会話が録音されている。

(カセットテープ)

(・・ガヤガヤザワザワ・・)

ヒロト「…梶くん?えっと、たしかさっき来とったよ。(モヒカンから)ソフトな頭になっとったよ…」

(・・ワイワイガヤガヤガヤガヤ・・)

メンバーの誰か「河ちゃんは?」

ヒロト「河ちゃんもきとるよ。からだが見えんでも足が見えるかもしれんよ。ムチっとした足が。笑。あそこらへんでベースがクルクル飛ぶのが見えたら、その下に河ちゃんがおるってことじゃ。わはは笑」

(・・ガヤガヤガヤ・・)


宗教問題で口もきかないほど仲が悪くなって解散したとスポーツ新聞では報じられていたけれど、テレコに残されていたヒロトたちの会話を聞いてなんだか僕は救われた気がした。
カセットに偶然残されていたヒロト達の会話を聞く限り、ブルーハーツのメンバー間が険悪になった感じは伝わってこなかったからだ。
アンコールにの途中でカセットテープのB面は終わっている。

「好きなものが一緒なら絶対にいつかまた会えるよ」

ヒロトは最後のMCで言っていた。

セットリストの2曲目「プロフェショナル」という曲の歌詞がいい。

好きこそものの
上手なれと言うけれど
ほんとに好きか
ほんとかどうかが大切なんだ

ガンジーや山内ジョニイには「ガキの理想だよ」とまた笑われるかもしれないけど、僕はやっぱり今でもガキをもだませるロックンロールはすごいと思うし、そんなロックを歌えるヒロトはやっぱり今でも好きだ。

ほんと笑っちゃうようなバカみたいな話しなんだけど。


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*画像は女の子がとってくれたヒロトの写真。

なんにもなかった夜には

真昼の月 夜の太陽

島崎智子 ゆっくりマンボーさん

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