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うつぼコサック インタビュー 2/3

2013.12.12  writer:

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友達とバンドを組んでいる。だってロックスターでしょ

――最新アルバム【友達とバンドを組んでいる】に収められたラストの1曲「だってロックスターでしょ」は、もしかしたらそんな経験があってこそ誕生したのかな?って今、話を聞いていて思いました。

コサック  そうです。そっから声を高らかに言い始めたのが「友達とバンドを組んでいる」(笑)オレ、産まれてから一度も友達以外とバンドを組んだことないのに、それを今はじめてやりはじめたみたいなテンションで。ロックバンドは友達とバンドを組むのが一番いいですからね。友達ならそれはもう正解とか不正解とかなくて、本物もニセモノもないんですよ。間違ってることも言うし。むしろ間違ってることを自信満々でいう。

アルバムの一曲目「友達とバンドを組んでいる」から始まって、ラストの「だってロックスターでしょ」まで。あの2曲でもいいくらいですよ。友達とバンドを組んで、ロックスターに成り上がるまでのヒストリーアルバムですよね(笑) 友達とバンドを組んで、ベイビー、色んなことがあって色んな人と会って、僕はもう人の話が好きになって、ナイスデイズなんだなと思って、高円寺に住んで紆余曲折があって、うつぼBグッドだな、だからもうどっちだっていいってなって、21世紀になって時代は変わって、ソーシャルネットワークが出てきて、薄っぺらいエセ友達集めが始まって、ポチポチが出てきて、結局はさ。だってロックスターでしょ?っていう。間違ったことを自信満々に言ってよって。それが最新アルバムです。

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変わらないのは変化することだけ

――超高速のアルバム紹介ありがとうございます(笑)。個人的に今までの聴いたうつぼのアルバムの中で、一番濃くて大好きなアルバムです。では、一番直近のところで聞きたいんだけど。コサックは結婚してめぐるちゃん(コサックの愛娘)が産まれて、こないだブログで「今までの自分の考えは間違っていた」って書いていたけど、その価値変化っていうのはやっぱり子供が生まれたことが一番大きいですか?

コサック  ああ、そうかもしれないですね。ていうか絶対きっとそうですよね。それは。
なんていうかアレですけど。初期衝動からロックが好きでやってきて思うとこもあって、それまでももちろん生活してたんですけど、その中で世の中とか世間とか他人に向けて思うとこいろいろあったんだけど、「他人を変える、世の中を変える」っていう人って多いけど、「自分を変える」っていう人はすごい少ないなと思って。最近の曲でもよく言ってるんだけど、「生活をはじめた」って。まず意味が分からない(笑)生活はみんなしてるんだけど、ちゃんと二本足で立つ。それがサティスファクションなんだって。働いて、家庭をもって、友達とバンドをやって、遊んで。そんな生活の出来事や思った事、感じた事をみんなの前でデカイ声でいう。もうこれでいいです。僕はもうこれでお腹一杯です。

――その感覚はコサックの中に前からあったものですか?それとも子供ができて新しく自分の中に生まれたもの?

コサック  子供って無邪気なんですよ。やりたい事しかやらないし、すぐ泣くし、すぐ怒るし、ワガママだし。そんな子供が一日毎にというか瞬間毎に成長していく、変化していくんです。僕も子供と共に成長していく。変化していくんです。どんどん変わっていく。発酵していく。ディランも「信じているのは変化することだけだ」みたいなことを言ってたし、もしかしたらきっとそういうことなんじゃないか?と思って。「変わらないのは変化することだけだ」って。「永遠にずっと変わらないなんて燃えないゴミと一緒じゃないか」ってヒロトも言ってるし。


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